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ウリ坊初ウォッチ [日常]

ついに見ました、ウリ坊!
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これではよく見えませんね-。
アップにするとこう。
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ホントに背中にしま模様あんのね。むっちゃカワイイ!
もう一枚。
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手前で横になってるウリ兄(姉?)もなにげにかわいいんですが。
これから通勤にはちゃんとしたデジカメを持って行かねば!

愛されイノシシ [日常]

先週は某研究会の催しで、軽井沢に行ってきました。東京からは新幹線でわずか70分のところが、関西からはうまい行き方がなく、結局はいったん新幹線で東京に出てそれから長野新幹線という、なんともエグゼクティヴな移動をするしかないようです。
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上の写真は、軽井沢で見かけた看板。凶暴な目のイノシシ。「ひとり歩き注意」というのは、人が一人で歩いていると、イノシシに襲われる危険がある、ということだそうです。こわ!

イノシシと言えばうちの職場付近でも多発しますが、ここ神戸では住民に愛されているような雰囲気があります。看板の1つを比べてみても、ずいぶんと軽井沢とは違ってます。
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おお、看板の後ろに写り込んでいるのは、当のイノシシご本人でした。

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天井川という浅い川にざぶざぶ浸かって、河原の草やコケでも食べているようです。子供2匹はお母さんとは毛の色が違いますね。かわいー!!

海のエジプト展をみて [日常]

家族の用事で上京、空いてる時間に横浜に行き、「海のエジプト展」を見学する。

6時閉館のところを4時に到着し、入場券売り場で30分ほど待たされひやひやする。休日のせいでもあろうが、なかなかの混みよう。「エジプト」というブランド名の持つ威力を思い知る。なにせ、「ツタンカーメン展以来の重要な展覧会」(ザヒ・ハワスのコメントより)だそうだ。

確かに巨大な神像、リアルなスフィンクスがごろごろ展示されていて、しかもどれも保存状態がよく、かなりの贅沢を味わえる。神戸から足を運んだ甲斐があった。東京近郊の方は是非行って見てもらうと良いと思う。

今回展示されている出土(出水?)品は、主にプトレマイオス朝時代のモノ。要するにクレオパトラの時代なわけだけど、同じエジプトと言っても彼女の時代はピラミッドの時代からは2000年、ツタンカーメンの時代からでも1000年以上の開きがある。そんな広いスパンの国を、一口で「古代エジプト」とまとめることには、常々違和感を感じている。

特に日本の場合、中東の土地勘がもともと弱い一方、ピラミッドやツタンカーメンの知名度だけが突出して高いこともあって、クレオパトラまで含む「拡大古代エジプト」と、それ以降の、「ごちゃごちゃしたイスラム・エジプト」というようなおおざっぱな把握が一般的なような気がする。まあ、後者が「ごちゃごちゃ」してると見なされることには目をつぶるとしても。

しかし、これがたとえば西欧人の場合はちょっと違うのかな、と思った。クレオパトラと言えば、カエサルとかアントニウスとかを連想するだろうし、アレキサンドリアと言えばアレクサンドロスだ。ギリシア・ローマの古典世界とすんなりと接続してしまって、すっかり彼らにとっての「我々の歴史」扱いなのではないだろうか。アレキ沖の「ポントス・マグヌス」の水中調査、などと聞けば、ラテン語の地名だし、「おお、我々の海!」みたいな気持ちになるんじゃないだろうか。少なくとも、ピラミッドやなんかの古代不思議建造物などとは違うチャンネルでとらえているような気がする。

ただ、話をややこしくしてるのは、プトレマイオス朝の王たちが、スフィンクスを建造したり、自らをオシリス神にかたどった像を造らせたりして、古代エジプトイメージを意図的に取り込んだ統治文化を醸成していたこと。だから、今回の展示品を見ても多くの人は、「うわーでけー。さすがピラミッドの国は違うわ」という印象を受けるに留まり(いやまあ僕も少しそう思ったわけですが。巨石文化!)、プトレマイオス朝時代の持つ「国際的な雰囲気」みたいなものがあっさり見落とされてしまうんじゃないだろうか。

と同時に、ちょっと思ったのは、このような「古代エジプトいっしょくた史観」を逆手にとることもできるかな、ということ。つまり、「古代エジプト」に興味がありますという人たちを、うまいことクレオパトラくらいにまで誘導して、そこからローマ史だとか地中海世界だとか、もっとがんばればビザンツからアラブの大征服くらいまで、興味を向けさせることもできるんじゃないか?ということ。難しいかな。。

などとまあ、うじうじと考えながら一通り見てきたわけです。

1つ我が家的な収穫としては、娘5歳がかなり興味を持ってくれたこと。お土産で「海エジおもしろブック」みたいなタイトルの子供向け冊子を買い与えると、ふりがなを頼りに一生懸命読んでいた。彼女は基本的に音読の人なのだけど、「これはプトレマイオス12世が建てた...」とか電車の中でも小声で朗読している様は、可愛くもたのもしい。未来のエジプトロジスト誕生か?しかしせめてクレオパトラ以降にまで降りてきてくれないと、父と会話ができないぞ。親ばか失礼。

あと、なぜだか土産物売り場には横浜ベイスターズのコラボ商品が売られていた。野球をしている人をかたどったヒエログリフ風デザインのうちわなど。当然即購入。これを大学に持って行って、神戸っ子たちがどんな反応を見せるか、密かに待ちたいと思う。

大阪づいてる数日 [日常]

bd04a3fe.jpg先週、中学時代のプチ同窓会があり(母校の用語では「同志会」)、以来毎日のように大阪府に足を踏み入れている。神戸に引っ越してから1年、こんなに大阪づいていることはなかったと思う。

同窓会で行ったのは天満。「てんまん」じゃなくて「てんま」だ。大阪からたったの一駅で、これほどまでにシャアビー(庶民的)な区域になるとは知らなかった。さらに、会場となった韓国料理屋の(見かけによらず)美味いこと。サムギョプサル、プルコギ、チゲなどフルコースを味わい、ビールとマッコリをしこたま飲んだが、5時間もいて一人たったの4000円。関西に来てからというもの、やれ「うまいラーメン屋が無い」とかやれ「安いフレンチが無い」と、食関係については文句ばかりだったが、ここに来てようやく、「食い倒れの町」の真価を垣間見た思いだ。

翌日は家族でユニバーサルスタジオへ。僕も連れ合いも、この手のレジャー施設を訪れるのは大学時代に行ったディズニーランド以来だということに気づく。そう、かれこれ10数年前だ(20年にはなっていない。ぎりぎり)。もうこの年になっては(娘にとっては「まだその年では」)、絶叫系マシンに乗るのは無理、よって遊園地で楽しめることなんてあるわけない!と思い込んでいたのだが、さにあらず。USJの真価は動物ショーなどのアトラクションにこそあった。火薬バンバンの水上アトラクション「ウォーター・ワールド」は思わず童心に返って楽しみました!じろう先輩、ありがとう!

1日置いて、今度は吹田の国立民族学博物館。ずっと以前、学会で訪れたことはあったが、今回は付属の図書室で調べ物のために訪問。今回発見したのは、公園東口駅から行けば自然公園の入園料は払わなくて済むし、「図書室を利用したいのですが」と申し出れば博物館の入館料も払わなくて済む、ということ。もちろんその場合には、展示コーナーには一切入れないのだが。とはいえ、こちらの人の感覚では、吹田など「北摂」地方は「大阪」にはカウントしないのかな?

で、極めつけは九条で映画鑑賞。シネ・ヌーヴォというミニシアターに行く。これも、「関西にはいい映画館がない」とぼやいていた時に、学生から「そんなことないですよ」と勧められた所の1つだ。ありがとう、学生!映画の感想は別記。

ともかく、この1年は兵庫で手一杯だったが、関西生活2年目に向けて、大阪にも行動範囲を広げていきたい。しかし、神戸も決して小さな町ではないのだが、梅田や難波を歩いていると、久々に、人が多すぎてくらくらする感覚がよみがえってくる。大阪を使いこなせるようになるのはまだまだ先の話かな、と思う。思えば新宿なんて、どうにか迷子にならずに歩けるけど、僕にとってはそれこそ20年前から知っている町だもんなあ。

アフガンルック、おっさん世代にも解禁 [日常]

bca71b0d.jpg第二次アフガンストール・ブームはひょっとすると神戸が発祥かもしれない、という件については以前このブログでも触れたが(くわしくはこちら)、この冬を乗り越え、どうやら定番アイテムとして定着していきそうだ。

ユニクロ アフガンストール

「クーフィーヤ」ではなく、「アフガンストール」という呼称が採用されてしまったことは多少残念ではある。しかし、ユニクロで売り出したということは、我々おじさん世代(団塊ジュニア世代)も気安く身につけて良いというお墨付きが出たに等しい。

このブログをご覧になっている、心ある、その世代の方々に訴えたい。今すぐユニクロ(でなくてもいいけど)に行って、アフガンストールを入手してほしい。そしてそれを遠慮なく身にまとい、町に出てほしい。もし、この年齢不相応なファッションを誰かに指摘された場合には、指摘した人に向かって、このストールの持つ本当の意味を説明してあげてほしい。そして、今ガザで何が起こっているのかを説明してほしいのである。

今日の記事はやや話が突飛な方向に流れてしまったか。

困る力 [日常]

姜先生の『悩む力』のことを言おうとして、『困る力』というフレーズを思いつく。思いついたはいいが、それが一体どういう力なのかさっぱり分からない。本家の「悩む力」が、何か現状を打開するような発展性がありそうなのに比べ、「困る力」ではただひたすら困ってしまい、打開も何もあったものでは無い気がする。

などと言いつつ、『悩む力』は未だ読んでいないのだが、読みもしないうちからそんな彼我の差を感じてしまうのは、これも姜先生のネーミング力のたまものだろうか。

そういえば姜先生、この年末年始は大忙し。テレビや新聞で顔を見かけない日はなかった。紅白の審査員席に座っていらっしゃったのには驚いたが、中居君にコメントを振られて「甲乙つけがたいです」みたいな当たり障りのないことしかおっしゃらなかったのはちょっと残念。できれば「紅にしようか白に入れようか、悩む悩む...」と大げさな身振りを交えて思いっきり自著を宣伝する姜先生を見てみたかった。とはいえ審査員席で女優に挟まれて内心「堀北さんも可憐だが、松坂慶子さんも捨てがたい。悩む悩む」といったところだったのではないだろうか。

とまあ激しく意味のない妄想をしている年末年始だったわけだが、そんな僕が珍しく、あまり悩むこともなく即決即買いしたのがiPhoneだ。今まで使っていたノキアの携帯は、もう3年以上になるだろうか。バッテリが壊れてしまったし、ノキア自体ももう日本から撤退というニュースを聞いていたので、何の未練もなく買い換えてしまった。

いままでかろうじて電話は携帯している、という程度の携帯ユーザーだった僕だが、iPhoneを使い始めて10日間、これははまりそうだと言う予感がびしびししている。写真は撮れるは音楽は聴けるは、ネットにつないでGmailだってみれてしまう。年末年始の長い里帰りの間中、iPhoneの画面を見つめていたと言っても過言ではないくらいだ。それはもう大変なことである。

さらに調べてみると、着メロを自作できたり、googleカレンダーと同期できたりと、至れり尽くせり。もう1億総出でSoftbankに乗り換えるしかないのではないかとさえ思えてくる。これはおそらく、ジョブズ氏の送り込んだ、世界征服のためのエージェントなのだろう。悩む悩む...

17de518e.jpgでもってこれは、iPhoneで撮影した、能登の実家においてあった一升瓶の数々。手取川、日栄、菊姫、いずれも東京や神戸ではなかなかお目にかかれない加賀の名酒である。正月はこれらの酒を前に大いに悩む力を養いつつ、体重が増えて困る力も増大中である。

アフガンルックの秘密 [日常]

142ccfe9.JPG4月から神戸に越してきて、街ゆく若者たちのファッションについて気づいたことがあった。それは、

「クーフィーヤを巻いてる若者が多いな」

ということ。クーフィーヤ、俗に言う「アフガン・ストール」のことである。

僕の記憶にある限り、このアフガン・ストールなるものが日本で流行りだしたのは、2001年秋。まさに9.11事件の直後であっただろう。「記憶」といってもその当時僕は日本にはおらず、人づてに、「日本でアラブファッションが流行ってるらしい」ということを聞いたにすぎない。アラブファッションなのになぜか「アフガン」という名前が付けられていることに、疑問を持った覚えもある。

たとえば、僕のカイロ暮らしの先輩にして同志、colacacoさんの日記を参照されたい(勝手に紹介してすみません)。アラブの現地事情を知る人であれば、当時「アフガンルック」と呼ばれていたこのファッションを見れば、首をかしげずにいられなかったという様子が分かるだろう。

ともあれ、一時期一世を風靡したらしいこのファッションであるが、2002年に僕が帰国する頃にも見られた。しかし徐々に下火になり、最近ではほとんど街で見かけることもなくなった。と、東京にいる頃の僕は感じていたのである。

そこへ来て、東京ではとっくに廃れてしまったモノが、神戸で大流行。これを見て僕は、「神戸のおしゃれは東京より遅れてる」などと意地悪くも思ったりもしたが、イヤ待て、東京のファッションと言っても毎日見かけるのは高田馬場あたりの学生ばかり。神戸岡本のおしゃれな学生たちと比較する訳にもいくまい、と考え直したりした。どちらの学生に対しても失礼な話ではある。

で、幸い近所に神戸が誇るファッション美術館なるものがあり、そこには大量のファッション雑誌のバックナンバーが保存されているので、夏休みに2日ほど通い詰めて、ここ8年間の若者ファッションにおける「アフガンルック」のあり方について、調査してみた。調査に先立ち、ゼミの学生たちに「おすすめのファッション雑誌」を尋ねるなどして、資料とすべき雑誌をリストアップしたが、男子大学生ならばFine Boys、女子ならZipperが人気のようである。特にファインボーイズは、「アフガンルック生みの親」とも呼ばれるカリスマ堂本剛が毎号コラムを執筆するなど、アフガンルック調査にはもってこいの傾向が見受けられるので、時間の都合もあり、ファインボーイズばかりを8年分書庫から出してもらって、ひたすらページをめくるという作業を行った。

さて、とりあえず分かったことは、①アフガンルックは2002年頃までに一度廃れてしまったが、2007年から再び流行しているということ。つまり、神戸で僕が目にしたのは第二次アフガンルックブームということになる。5月頃東京に行った際に、何人かアフガンルックをまとう人を見かけたので、うすうすそんなことではないかとは思っていたのだが..。東京で毎日高田馬場に通っていた僕が、いかに大学生のファッションには無頓着であったかが明らかになってしまった。

それから②この第二次アフガンブームは、ひょっとすると神戸が発信地なのではないか、と思われるフシがないでもない、ということ。回りくどい表現で申し訳ない。何を根拠にこんなことを言っているかというと、ファインボーイズ誌においては2002年夏以降、アフガンストールはすっかり姿を消していたが、5年の沈黙を破ってアフガンストール姿が復活するのは、2007年2月号「オトナめタイトなスナップ選手権神戸編」においてなのである。

確証は乏しい。しかし、港町神戸と中東風ファッション小物。なんらかの関連性があってもおかしくはない。仮に、ファッション業界に何らかの仕掛け人なる存在がいたとしても、新たなアフガンルックブームを起こすのに、神戸という街をスタート地点として選んだとしても、不思議はないように思われるのだが、どうだろうか。

ところで、第一次アフガンルックブームのきっかけとなったであろう堂本剛であるが、こちらにもいまいち確証が持てていない。web上でいくら探しても、彼がアフガンストール姿で写っている写真など見つからないからである。ジャ○ーズの情報統制、恐るべし。しかし、911直後に彼が出演していたテレビドラマ「ガッコの先生」であれば、レンタルビデオ店で借りることができる。なんでそこまでして調べないといけないのか、自分でもだんだん分からなくなってきたが、気になるモノは気になる。誰か背中を押してください。

ダジャレには事欠かないお国柄 [日常]

028c987f.jpgこないだ帰省したときに知った、郷里金沢のサッカーチームの名前。
ツエーゲン金沢(ZWEIGEN KANAZAWA)
-ドイツ語で“Zwei(ツヴァイ)”   → “2”  
     “Gehen(ゲーン)”   → “進む”
チームとサポーターが共に進んでいくの意味。
-金沢弁で「強いんだっ!(つぇーげん!)」

こんな名前じゃあ、金沢の人たちも恥ずかしくて口に出すことがはばかられそう。しかも、非金沢人には面白くも何ともないというジレンマ。

シャーミーと聞くと気後れ [日常]

新しく池袋にできた「シリア料理屋」のパルミラに行ってきました。「アラブ料理」と言うだけでも珍しいのに、この店は敢えて「シリア」を看板に掲げている。普通アラブで料理といったら「レバノン」だろうけど、敢えて「シリア」。

かく言う僕は、過去3度シリアという国に足を踏み入れましたが(いずれも短期間ですが)、3度とも滞在中に風邪を引くか腹をこわすか高熱を出すかしていて、あまりいい思い出がありません。シリア留学組の話を聞くと、シリアの料理はたいそう旨いらしいのですが、僕にはあまり旨いものを食った記憶がありません。いやまあ、「記憶がない」というのは言い過ぎですが、それでも、旨いものを食べても全部戻してしまっていたので、あまりそう言うことは思い出さないようにしているというのは事実です。

パルミラ|シリア料理・アラビア料理|池袋 | e-food

ホンモスやババガンヌーグなど前菜のペースト類が旨かったです。サラダのタッブーレは、盛りつけ方がシャーミーな感じ、なんというか丁寧に盛られていて好感が持てました。ターメイヤ、じゃなかった、ファラーフェルも、これはシリア風ですね。カバーブは盛り合わせというやつを頼みましたが、これもそこそこおいしい。

しかし何よりもおいしいのが、パン!ふわふわ目の「アラビアン・ナン」と、これぞシリアという感じの薄いパンがありましたが、どっちもおいしかったです。帰りしな、愛娘(3歳)が店の人に「何がおいしかった?」と聞かれて、迷わず「パン!」と答えてました。店の人はあまりいい顔はしなかったですが...

アルコール類はビールが豊富で、パレスチナのタイベ・ビールもありました。これを飲むためだけでももう一度足を運ぶ必要があるな。

あとメニューには載っていませんでしたが、シーシャ..じゃなかったアルギーレもあります。予約する段階で、さも当然のように「アルギーレも用意しておいて下さい」と頼んだのですが、ひょっとしたら正規のメニューではないので迷惑だったかも?値段とかも何も確認してませんが、リンゴ味のごく普通のまっとうな味です。

それから金土の晩はお約束のベリーダンスショーあり。踊り子さんが外国人で、なかなか迫力がありました。いや良い意味で。シリア人には見えなかったので、どこの国の人かなあと思って、出番のあと他の客と話すのを聞く耳を立てていたんですが、隣の席にいた人とトルコ語で喋っていたのでトルコ人らしいです。っていうか隣の男性1人客、トルコ人だったのか!店の人と英語で喋ってたから、何事かと思ったよ。

ともかく、味はいいし、内装も雰囲気があっていいです。料理のバリエーションが少ないかな、という気もしましたが、新しい店ですし今後増やしてくれるでしょう。店の人とあまり話ができなかったので、近々再チャレンジしましょう。あ、でも池袋で行くなら次はこの店かな。

ロボットのように正確無比 [日常]

b3d05e22.jpgコルトレーンがらみで色々と検索してみたら、ヘンなのがあった!

YouTube - Giants steps solo by a Robot!

良く「ロボットのように正確な演奏」とか比喩で言うことがあるけど、本当にロボットが演奏したらこうなりますよ、という映像だ。よりによって演奏する曲がコルトレーンのGiant Steps。あの超絶技巧のソロを完全にコピーしている。ロボットだけに、リードミスも運指ミスもないけど、抑揚もニュアンスもない。いやー不気味だわ。

コメントをちらっと見ると"f**king Japanese Robot!"などと書いてあるので何事かと思ってネタ元を調べてみたら、法政大でこういうの作ってるところがあるそうだ。いやーご苦労様です。写真はその研究室のサイトから拝借。

この研究室のサイトにはほかにもMidiで作ったバッキングに合わせてロボット君が演奏する映像などもあり、かなりの趣味人がいると見た。そもそもコルトレーンのソロをこれだけ正確に採譜するなんて、正気の沙汰じゃない。

この他にもトランペット自動演奏ロボット「マイルス君」、トロンボーンの自動演奏ロボットも開発しているようで、それらおもしろロボットの実演動画はこちら。こうしてみると、サックスって言うのはロボットでもかなりの部分吹けてしまうんだなあと。ラッパもトロンボーンも、ロボットじゃ音程とるのさえ難しそう。

次はブレッカー・ブラザーズをコピーして下さい。

+++追記+++

上記YouTubeのコメントコーナーに上がっていた、「フルート自動演奏ロボット」のデモビデオ。

YouTube - Flute playing by WF-4R II - ROBORAMA.info

製作は2005年と言うから、上のサックスロボに比べると6年も新しい。技術は格段に進歩している。是非見比べて頂きたい。

で、再生終了後にYouTubeがサジェストしてくるほかのビデオにワラタ。木管楽器、ロボットとくれば、やっぱりみんなブレッカーを思い浮かべるのか!

画竜点睛を欠くラーメンの上の海苔 [日常]

e77a43fb.jpg最近のエントリはなんだか堅い話ばかり続いてきたので、ちょっと息抜き。

何が許せないって、ラーメンに乗ってる海苔ほど腹立たしいものはない。なんであんなことするんだろう。さして美味とも思えない海苔が、ラーメンの汁を吸ってぶよぶよになるのの何が楽しい?替え玉する時に邪魔になるだけじゃん。

それからラーメン屋にBGMとしてかかってるウエストコースト系ジャズ。あれも何だろうね。有線か何かだと思うけど。ジャズ聴くのにポリシーを持てとは言わないけど、あそこまでお仕着せのジャズが流れてる場所は他にないよね。聴いてて恥ずかしくなるよ。ウエストコーストに恨みはないけど、せめてもう少し主体性を持って欲しいもんだ(本郷の瀬佐味亭を見習え)。

とまあそれはさておき、去年から僕も高田馬場が生活圏になったので、いろいろとラーメン屋巡りをしてるんだけど、なぜか馬場、九州ラーメンの店が異様に多い。いつも行列ができてる博多の一風堂があったり、その向かいには熊本の黒味噌担々麺の店があったり。その界隈にはハルビンラーメンという、結構旨い店があったんだけど、残念ながら去年撤退。代わりに入ったのは大分を名乗る桂花ラーメンと来た。

で、僕のラーメン番付の中でここのところ急成長しているのが、大分宝来軒。早稲田松竹の向かいにある店です。派手な看板の割には何だかいつも空いているし、ネットで調べると味の評判があまり良くない。しかし、ここの異様にどろっとした豚骨スープをすすったら、もう一風堂ラーメンが食えんようになったとです。

ただ、ここのラーメンの上には誠に遺憾ながら海苔が乗ってるんですね。うーん、これは何とも仕方ないですかね。この海苔一枚のために、ここのラーメンが食べられなくなるほど、僕は偏屈ではないので、出てくるなり真っ先に海苔だけ食べてしまうことにしています。ってもう十分偏屈か。

まあ映画を見た帰りにでも寄ってみて下さい。映画の前はだめです。眠くなります。

しかしまあ何ですね。ギンレイホールの脇には黒兵衛があり、早稲田松竹向かいに宝来軒がある。良い映画見たあとには人は旨いラーメンが食いたくなるものなんでしょうかね。いやもちろん、映画も飯も好みはそれぞれなので、黒兵衛も宝来軒も全然だめ、と言う人だっているでしょうが。

写真はここの。

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