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死蔵されていた重要写本 [仕事]

ちょっと気になった記事なのではりつけ。

遣唐使・最澄の活躍明らかに 持ち帰った論文の写本確認(asahi.com, 2010/02/19)

「最澄が活動した比叡山は織田信長による焼き打ちにあうなどしたため、中国から持ち帰った資料はわずかしか残っておらず、この論文も伝わっていなかった。」

出た、魔王信長!五輪がらみで最近よく名前を耳にしていたが、こんな所にまで出てくるとは。
貴重な写本を焼き尽くす炎ってこれ、誰か映像化して日本版『薔薇の名前』を作ってくれんかな。などと妄想してみる。

ところで、記事中にある「空海が持ち帰った」という論文とはこれのことかな。

空海が唐から持ち帰った?幻の「三教不斉論」写本を発見(asahi.com, 2010/01/23)

2人とも、同じ論文を筆写して持ち帰ってたんだな。しかもどちらも今の今までその重要性が認められず日本のどこかで死蔵されていたという。最澄や空海レベルでも、こんな未開拓ゾーンが残っていたのか。研究者にとってはこういう発見って、たまらんだろうな。

密文研の研究会関連ページ
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