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どうせやるならターミルなんかでやりたまえ [音楽]

とりあえずはこのビデオを見てもらいたい。

ご存じエジプトのラップユニットMTMの名曲「Ommy Mesafra(おふくろが出かけた)」を、どこぞのエジプトのシャバーブ(若者たち)が勝手にパロディーにした作品だ。パロディーと言っても、ただ単に曲に乗せて口パクをやってるだけで、何が面白いのか分からない、という意見もあろう。エアボーカルとしてはちょっとお粗末な作品だろう。

さすがは「アラブは1つ」と言うべきか、どこのシャバーブも考えることは同じなようで、今度はモロッコはテトアンのシャバーブが同じ曲で同じ様なことをやっているビデオも発見。


ちなみに元曲のビデオクリップは、これである。未見の方は、是非ともリンクを辿ってご覧頂きたい。MTMがそんじょそこいらのシャバーブとはひと味もふた味も違うというのがお分かり頂けるだろう。ってまあ彼らはプロなんだから当たり前か。

で、上の2つの学生ノリなアマチュア・シャバーブの作品を見て、やっぱり比較してしまうのがこれ。知る人ぞ知る、中国の「后舍男孩(バック・ドミトリー・ボーイズ)」。エアボーカル・ブームの火付け人とも言えるグループだ。

うーむ、やはり中国人の方が表情のニュアンスとかを理解しやすいせいだろうか、アラブのシャバーブたちよりも、こっちの方が断然面白い!と思ってしまう。しかしアジア人だということを差し引いたとしても、后舍男孩がパロっているのがしっとりしたバラードなのに対して、アラブのシャバーブたちは最初からダンスミュージックに乗せてダンスしているんだから、後者の方がひねり方が足りないのは事実。「マンマやないか!」と突っ込みの1つも入れたくなる。

シャバーブたちよ、どうせやるんなら、ターミルとかのせつな系バラードをやりたまえ。
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