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2006年ベストアルバム [音楽]

91e4a7aa.JPG年が明けてからこういうことやるのもマヌケなのですが、恒例のベストアルバム5つを挙げておきます。

1位ターミル・ホスニー「僕の両目が君を愛してる」

1位にターミル、っていうのは結構な冒険かもしれません。このサイトでもあまり取り上げてませんし。それでも、僕のi-Tunesではかなりの回数聴いていて、意外と耳に残ってるんですね。打ち込みのリズムと、何だか弦が弛んでいそうなエレキギターのおかずがいかにも古き良き「エジポップ」っぽいですが、そんな保守的なサウンドに乗っかるターミルの歌唱は、年に似合わず恐ろしく安定してます。しかし、最近のエジプトの流行りなのか曲調はメロウなバラードが多く、こういうサウンドはエジプト以外のアラブ諸国ではあまり好まれないかも知れません。依然としてルックス面ではまだまだ改善の余地がありそうですし(体鍛えすぎ!)、私生活面では徴兵逃れで捕まったりと、いろいろと問題もあります。それでも現地での人気は一向に衰えていないようで、明日突然アムルやムスタファがいなくなってもこの人さえいればエジプトの芸能界は大丈夫、というくらいの安心感さえ感じさせます。

2位ムハンマド・ムニール「ドゥニヤ(サウンドトラック)

ハナーン・トルク主演映画Duniaのサントラです。ハナーンへの応援の意味も込めてこの順位ですが、それを抜きにしても、ボサノバだって歌えてしまうムニールの力量は素晴らしい!

3位アムル・ディヤーブ「カンミル・カラーマク
4位ナンシー・アジュラム「ヤ・タブタブ
5位エリッサ「バスタンナーク

3位以下はまあ、順当というかおざなりな選択でしょうか。アムルのは厳密には2005年リリースですが、今年よく聴いていた順に並べるとこうなってしまいました。ディヤナのハーレドとのデュエットが入ったアルバムや、レバノンのラップユニットAksserもよく聴いていました。モロッコのHasnaのアルバムは、ロターナに移ってから出たBambaを買いましたが、前作に比べると全然ダメでしたね。

レバノン、湾岸の新しい歌手たちについての目配りが全然足りてないですが、もとが「エジPOPレビュー」ですから勘弁して下さい。
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