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ツンからデレへと一転 [TV]

8dd0a19f.jpg新作料金をモノともせず、また借りてしまった、『神雕侠侶』第2巻。行きつけのレンタル店ではなぜか「韓流」の棚に分類されており、見付けづらかったりした。

前回、黄暁明のことを「おっさん」呼ばわりしてしまったが、実際のところ彼は29歳。それが19歳のイーフェイを「おばちゃん(お姉ちゃん?)」と呼んで甘えるのだから、違和感を抱くのも無理からぬことと承知されたい。しかし、いくら老けて見えようが彼は「16歳」であると脳内変換して臨む。

しかしまあ、今回も盛り上がりましたねえ。小龍女が「ツン」から一転「デレ」へとスイッチする場面。その直前のシーンは見なかったことにしましょう(笑)。で、対する楊過は幼すぎるものだから、女心の機微など分かっちゃない。この時点では僕もしっかり脳内変換がすんでいるので、「あ~~楊過よ!察してやれよ!」と素直にやきもきできました。

で、あまりに察しの悪い楊過を心変わりしたものと勘違いした小龍女が、楊過の点穴を付いて(ツボを押して)身動きとれなくし、空を飛んで去っていく。こんな別れ方がいかにも「武侠ドラマ」という感じですが、やー、切ない。だってこの二人、この物語の中ではこれ以降ほとんど一緒に過ごすことはないんだから。ほとんどずっと会えないままお互い探し続けて、10何年か経っちゃう。もう、韓流ドラマもびっくりの「すれ違い」ですよ。

で、そんなすれ違い感をあおるテーマソングがこれとかこれ(You Tube)!Jane Zhangという歌手、中国版のスタ・アカ「超級女声」で有名になった人らしいですが、もうこの人の「ん~ん~ん..」というハミングを聴いただけで、自動的に嗚咽がこぼれそうです。

しかし、主役二人の演技を見ると、べたべたとバカップルやってるときより、別れ別れの時の方が、お互いのびのびと芝居しているように見える。小龍女以外の女に対してはすごく伊達男ぶりを発揮する黄暁明、迷子になって本来の「妹」キャラの持ち味が生きるイーフェイ、いずれも本領発揮と言ったところか。

kakufuあと今回は、悪役キャラが光ってました。李莫愁のすごみのある魔女ぶりはもちろんとして、もうひとり、たったワンシーンで「うわ、性格悪っ!」と強烈に印象づけた郭芙のお嬢様演技がすごかった!これまたきれいな女優さんなのに、あんな憎たらしい役をやらされては、13億人から石投げられそう。それにしてもなんでしょうねあのベレー帽は?時代考証は?

(郭芙役の陳紫函のブログ

MAXAMの公式サイトに、今回借りて見た分までの見所紹介あり。
ダウンロード 【MAXAM 『神雕侠侶(しんちょうきょうりょ)』オフィシャルウェブサイト】
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