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アラブの風のコーナーが楽しみ [TV]

NHKテレビアラビア語会話6・7月号が出た。

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今年の新シリーズ、4月のナンシー・アジュラムへのインタビューに度肝を抜かれ、そして5月はユースフ・シャーヒーン監督へのインタビューが二度に分けて放映された。もう素晴らしすぎる!さすがはカリーマ先生、目の付け所がいい!と大絶賛しているところだ。もちろん、モーメンさんの担当する現地取材もよい。

で、次は一体だれにインタビューしてるんだろうと思って新しいテキストを見てみたら、これまたすごい。6月にはナンシーなどのビデオクリップ監督のナディーン・ラバキー、そして7月はウード奏者のナシール・シャンマーだ。

ナシールは、日本公演も行ったほどの大御所なので、NHKの語学番組に登場するにはきわめて順当な人選と言える。すごいのは、ナディーン・ラバキー!本業は映画監督で、女優でもあるこの人こそが、ナンシー・ブームの火付け役ともなった映像作家なワケです。日本ではさほど有名ではないこの人に、よくぞ目をつけてくれたと、これまた大絶賛ですよ!佐野さん、見てますか?

ところで今週のユースフ・シャヒーンのインタビュー、シャヒーン監督のオヤジ炸裂で、あのカリーマ先生もすっかり小娘扱いだったけど、それがかえって監督の素を引き出せてよかったんじゃないかと思う。で、オヤジ発言の中で、「ファーティン・ハマーマもハナーン・トルクも、みんなわしが生み出したんぢゃよ」みたいなことを言っていたのにはっとした。そうか、どっちもシャヒーンによって発掘された女優だったワケか。どうりで似ているわけだ。ちなみにオマー・シャリフと並び称されていたハーニー・サラーマ君は、現代のオマー・シャリフということになるのだろうか。
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