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グラビア卒業 [音楽]

5bb8144e.jpg今をときめく人気のグラビア・アイドルが、ある日突然「グラビア卒業」などと言いだし、「見納め水着」「最後のセクシー写」などと書かれた中吊り広告を通勤電車で見かけるたび、時代の流れの速さ、浮き世のはかなさを感じずにはいられない。このような感想を共有してくれる読者諸兄も多いのではなかろうか。

で、今のナンシー・アジュラムが、ちょうどそのような時期に当たる。

とりあえずは最近出た新曲「ヤ・タブタブ」のビデオクリップを見て頂きたい。

Melody Entertainment
Oghnia.com

一度聴いたら忘れなさそうなタイトル、キャッチーなサビのメロディー、小気味よいチャカポコのり、曲の方はいつもどおり決して悪くはないと思う。しかし、問題はビデオクリップ。大道芸のピエロに扮したナンシーは、このビデオ中、ほとんど肌の露出がない。彼女の出世作「アハスマク・アー」と見比べて頂ければ、その変化は一目瞭然だ。撮影監督は今までどおりのナーディーン・ラバキーだが、同じ監督の作品とは思えないほどの変わりようだ。

いや、出し惜しみをし始めたナンシーに対して、文句を言いたいのではない。むしろ喜んでいるのだ。当初きわどいセクシー路線でヒットし、今や全アラブを代表するアイドルとなったナンシーが、いよいよ正真正銘の「歌手(ムトリバ)」、子供からお年寄りまで楽しめる大スターへと脱皮するために、このような子供だまし的な...じゃなかった穏当な映像作品をもってきたのだ。真のナンシーファンであれば、この変化を喜ばないわけにはいかないだろう。

なお、タイトルの「タブタブ」は未だ単語の意味が分かりません。誰か教えて下さい。
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