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バルベス [旅行]

d67f4604.JPGパリに来て、チャイナタウンを見たと来たら、こっちも見にいかないといかんだろう。ということで見にいきました、アラブ人街バルベス。あの『アメリ』でお馴染みのパリ18区のはずれには、こんなアラブアラブしたところがあったとは驚き。

写真はSauviatというカセット屋。店のおじさんはアラビア語をあまり話せないようだったが、ベルベル人?それともヨーロッパ系?「ヨーロッパで最初のアラブ音楽専門店」と豪語するだけあって、店の雰囲気は古風でシック。「お薦めは?」と聞くと、パスカル・マシュアラーニーの新譜を出してきたのには笑ったが、「ライのおすすめは」と聞き直すと、面白そうなものをいくつか出してきてくれた。

大通りから一本入ってみると、さらに多くのCDカセット屋が並ぶ。中にはロターナ系のDVDソフトを並べている店もあり、そんな中の一軒に入ってみる。今度はアラビア語の達者な(というかアラブ人の)お兄さんが応対をしてくれ、ライについてのいろいろな情報を教えてくれた。彼などは、こちらのエジプト弁にもしっかりと対応してくれていたので、おそらくエジプトメディア発の情報にも親しむ若者なのではないだろうか。彼の話すアラビア語にも訛りは聞き取れなかった。アルジェリア出身だとは言っていたが。

この辺りの町の雰囲気は、本当にアラブ諸国の町のようで、カフェにおっさんが昼間からたむろしている姿などはカイロを彷彿とさせる。きっとオランやアルジェというのはこういう雰囲気なんだろう。カフェの一軒に入り、エスプレッソ(エクスプレス)を注文すると、出てきたのは確かに見た目はエスプレッソなのだが、何となくカルダモンのような香りがする。おそらく機械や器はエスプレッソ用だが、使っている豆がアラブコーヒー用なのではないだろうか。

ともあれ、パリでもずいぶんと多くの種類のアラブポップスのCDが手にはいることが分かった。また大手では、この前日に訪れたバスチーユのfnac musicは品揃えいまいちだったが、レ・アールにあるfnacには本当にたくさんのアラブポップスCDが並んでいた。バルベスにもVirgin Megastoreがあったが、時間が無くて見ることはできなかった。
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